夜景でポートレート

夜景と人物を中心として自分なりの撮影方法を記事にしています。

【ストロボ不要】リングライトを使った撮影方法。

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夜の撮影方法の記事の時に少し触れましたが、リングライトはとても優秀です。

 

 

・私自身がそうなのですがストロボは難しくて苦手…

・三脚だったり荷物が毎回大変

・顔が明るく撮れたらいい

 

そんな方には凄くオススメしたいです。

この記事の説明で使用しているリングライトはこちら。

 

 

 

どれくらい明るいのか

数値で書かれていても実際どれくらい明るいのかわかりづらいですよね。

同じ場所でリングライトを使用してない写真と使用した写真を並べてみます。

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リングライト使用なし】

場所:南港

レンズ:FE35mm

絞り値:F1.8

シャッタースピード:1/50秒

ISO:1250

 

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大渡紗英(Twitter:@owatari_sae_)

リングライト使用あり】

場所:南港

レンズ:FE35mm

絞り値:F1.8

シャッタースピード:1/50秒

ISO:200

 

※夜の撮影方法と作例は同じになります

レタッチはしていますが明るさは変えずに貼っています。

上の方がまだ空も明るい時間帯ですがISO1250まで上げてもこの暗さ…
下のはリングライト昼白色(白)を使用して撮影。

目に綺麗なキャッチライト(瞳の中の光)も入って綺麗です。

(夜の撮影方法の中でこの時に昼光色で撮影した作例があります)

これだけの差があるので明るさの比較としてはわかりやすいのではないでしょうか。

ライトを白にするとストロボを柔らかくしたような明るさになるのでライトの光が届く範囲であればこれだけで充分だと思います。

 

 

どんな事が出来るのか

他には色が変えられる事が特徴です。

カラフルな撮影が好きなのでここを全面に推していきたい!

まだまだ試行錯誤中ではありますが色を変えて撮影した写真を少しだけ参考に掲載します。

 

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はのん(Twitter:@haparioaikon2)

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アレクサンドラ( Twitter:@Alexandravlog2 )

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syuta(Twitter:@Mrcircle6464shu)

上の写真はスタジオで青のみを使いました。

 寒色系はクールなどのカッコイイ撮影にはピッタリだと思います。

 

真ん中は右側から赤いライト、左は色が変わるネオン看板(写真ではオレンジ時)があったので両側から違う色が入るように撮影しています。

オレンジの光にやんわり赤い色が出て面白いですよね。

 

一番下は液晶ビジョンの下で少し青を入れてみました。

ハイライトが入る部分に色が付いてカッコイイMVのような写真になります。

 

使った色のキャッチライトが入るので印象も凄く変わります。

色をかぶせる撮影は被写体さんに似合う色など考えないと視覚的に違和感が出てしまいます。

服の色もあると思うのでそこも含めて好みの組み合わせを考えるのも楽しいです。

 

 

デメリットは?

この商品には小さい三脚などもセットで付いているのである程度は置いて引いた撮影も可能かもしれませんが全身を入れたい場合などの引き構図には向いていません。

ライトを持ってくれるアシスタントさんが一緒であれば少し範囲を広げられます。

リングを片手に撮影する場合は35㎜のレンズでも腰から上くらいまでの範囲になりますので、その点は注意が必要です。

 

 

レンズとの相性

ここで再度私が35mmばかり使う理由が出てきます。

 

 

 

片手にリングライトを持っての撮影になると、どうしても光量の関係であまり距離を取れません。

85mmだと光が全く届かない…

片手が塞がってしまうのでMFであるオールドレンズは論外になってしまいます。

私の手持ちではこのどちらかですが、広角で寄れるレンズであれば相性は良いと思います。

 

 

まとめ

何度も言ってるかもしれませんが本当に推せるライトだと思います!

実際グループ展で出した写真についてカメラ仲間に解説と説明したところ翌日には購入したと連絡が来ていてびっくりしました(笑)

その後に会った時には凄く使いやすかったようで喜んでもらえて本当に勧めて良かったなーと思ったのでまとめて記事に書いてみました。