夜景でポートレート

夜景と人物を中心として自分なりの撮影方法を記事にしています。

【初めての展示】写真展について。

 

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色んなご縁から一緒に写真展をしないかと声をかけてもらい、2021年2月11日から開催していた写真展に初めて自分の写真を展示する事になりました。

自分が経験した展示するまでの流れを記載していきます。

 

 

出展した展示概要

OsakaStreet

Osaka Street 2021 - OSAKA STREET 写真展

2021年2月11~3月2日

大阪・道頓堀・松竹座前「ギャラリー香」
1階:ストリートスナップ
2階:ストリートポートレート

(私は2階のポートレート編に出展しました)

 

きっかけ

声かけ

以前からツイッターで見知っていた方からDMが届き、こんな企画を考えてるのだけど出展しないかという打診をして頂きました。

まだポートレートを本格的に始めてまだ1年未満で展示経験もなかったのですが、即答で出展したいとお返事をしていました。

(この段階ではまだ内容など決まっていませんでしたが…)

 

写真のクオリティを上げる努力

声をかけてくれた理由を教えてくれたのですが、私の写真が急に成長したのがきっかけとの事でした。

この方と知り合った当時は何も考えずにただ撮る感じでしたが、成長したいと思ってオンライン教室に入った直後の事です。

自分ではその時は無意識でしたが、凄く写真の雰囲気が変わっていたようです。

↓教室についてはこちらで触れています。

 

展示までの期間を把握

お誘いが2020年12月中旬…

なので今回の場合は準備期間が当日まで合わせると2か月ほどでした。

何もかも初めての事だったので慣れた方に教えてもらったりしながら進めましたが、準備期間が少し短かったように思います。

(間に合うだろうと思って撮影開始したのが12月末からだったので…)

思うように進められない場合もありますので準備には余裕を持って動くといいです。

 

最初にした事

展示が決まってから何をしたのか、どう考えていたのか記載していきます。

 

自分の展示コンセプト

この展示の場合は展示名が『OsakaStreet』だった事と自分が夜の撮影が好きなので、大阪のイメージ+夜+ストリートを自分のコンセプトにしました。

展示の場所が難波だったので、難波の特徴でもある『多種多様』や『カラフル』を念頭に置きながら撮影しました。


パネルサイズ確認

自分のスペースを確認して枚数とサイズを考えます。

今回は2.95mあったので6枚をA2サイズに決めました。

それでも結構空間に余裕があったのでサイズを小さくして枚数を増やすか、写真のサイズをもう少し大きくしても良かったかもしれません。


展示被写体さん人選

この場合の基準はコンセプトに沿った人&自分にしか出来ない事をメインに考えていました。

その上でインパクトがあって見てくれた人の記憶に残るような写真を出したいと考えた結果、アメ村にあるお店の方にお願いしたり普段はポートレートの撮影をしない方にお願いしてみたり。

表現したい事にマッチする方を選びました。


撮影場所

6枚のうち2枚が過去の写真で、1枚だけ梅田で撮影した写真でした。

4枚は展示の為に撮影に行きましたが場所は難波がいい!と決めて動きました。

難波の中でも昔から好きなのがアメ村だったので、新しく撮影した4枚のうち3枚はアメ村で撮影したものです。


印刷

印刷は一緒に出展する方に教えて頂いた場所へお願いしました。

依頼から3日ほどで届けてもらえるのと、コストを抑えながら品質も良いパネルに仕上げてもらえました。

ハリパネ(ハレパネ)加工をした状態で届くので、そのまま展示出来ました。


搬入

 展示写真以外では名刺やフォトブックなどを置けるように100均で丁度良い大きさの入れ物を持って行きました。

自分の自己紹介プレートは作って頂いたので、自分で他に制作したのは被写体さんの名前やSNSを紹介するプレート。

これも100均の材料と自宅のプリンターで作りました。

パネルは両面テープで…と思って甘く考えていましたが、全然強度が足りなくてひっつき虫を購入してそれでも不安でしたが、出展者の方が虫ピンを分けてくださいました。

なので必要なものの部分にそれも踏まえて記載しました。


当日から終了まで

 可能な限り在廊した方がいいよっていう展示経験者から言われていたので最初は気合満々でしたが、会期3週間は思っていたより長くてちょっと休息日を考えながらの在廊になりました。

それでも3週間のうちの殆ど顔を出せました。

 

展示方法について

レイアウト

出展する枚数と並べ方も重要です。

どう見せたいのか、わかるようであれば隣に並ぶ方の作例など見ながら決めましょう。

バランスなどは枠内自由に展示OKであれば自分のセンスで大丈夫です。

展示によって決まり事などがあると思うので主催してる方に聞きましょう。

 

必要なもの
  1. ひっつき虫
  2. 虫ピン
  3. 水平器
  4. メジャー
  5. 名刺(あると良い)
  6. フォトブック(あると良い)

額に入れて展示をしない場合はひっつき虫と展示サイズが大きい場合は虫ピンなどで補強します。

※A2サイズだとパネルのみであってもひっつき虫だけでは重さに耐えられずに落ちます。

高さや水平を真っすぐ綺麗に貼るために水平器はあった方がいいです。

また自分の枠が1mであっても、目いっぱい使うのではなく隣の人と多少の幅を開けて展示するのがマナーです。

※間隔が空いていないと別の方の作品との境もなくなってしまう為、どこからどこまでが誰の作品かわかりづらいです。

 

在廊について

可能であれば在廊はした方がいいです。

来てくださった方と話しが出来る機会ですし、直接自分の写真に対する感想をもらえるので良い経験になります。

新しい繋がりも沢山増えるので楽しいですよ。

 

出展した写真(転載,悪用厳禁)

 

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※実際に展示したレイアウト順



まとめ

初めての展示がいきなり3週間という長期間の開催を経験しましたが、大体1週間くらいが目安です。

その後もOsakaStreet主催の展示に参加させていただきましたが、一週間であれば少しの時間でも毎日顔出しも出来たので楽しく出来ました。

ただ、初めてっていう中で気合を入れた写真を用意してしまったので2回目以降を考えると初回の展示を超えられる展示が出来るのか凄く迷いました。

そこは今でも課題にしてますが、超えるのではなくこのクオリティを保っていけるようにしていきたいです。